夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
現在日本では、うつ病という言葉を知らない人はいません。しかし、
- うつ病とはどんな病気なのでしょうか?
- うつ病とうつ症状の違いは?
- この言葉はいつごろからはやりだしたのでしょうか?
わかっているようで実は一般では知られていない問題が数多くあります。
「もしかしたら、私ってうつ病かも?」と自分を疑っているあなたに、ぜひ知ってほしいことがあります。これから知ることで、あなたが持っている「うつ病への概念」は、ひっくり返るかもしれません。
うつ病って何ですか?考え方が根本から変る一般では知られていない本当の真実
うつ病とは本当に病気なのでしょうか?
ネットやテレビには多くの情報が流れています。宣伝は人の脳に繰り返しインプットされ あたかもそれが本当であるかの如く広まっていきます。
ところがうつ病という病気が本当の病気なのか?という本質まで遡って考える人はとても少ないのです。さて、うつ病といわれる人はどんな人達でしょうか。
- 会社を解雇され、生きているのが嫌になり、自殺未遂をはかってしまった。
- 恋愛でうまくいかなくなり、そのことが原因で仕事をせずブラブラするようになった。
- 離婚して、立ち上がれないほどのショックを受けた。
- 大学受験に受かったけれど、その後何をする気も起こらず 大学を休み、その後中退してしまった。
- 大切な肉親が亡くなり、悲しみが癒されず家に引きこもっている。
そして、あなたはこう考えるかもしれません。
へたれひよこ
ところが、事実を冷静に見つめなおしてみると、人の一生にアップダウンの波が起こらないはずはないのです。不幸な出来事が起こったからといって、その人がうつ病だという証拠はどこにもありません。
起こってほしくない事柄ではあるけれど、起こってしまった事実は否定できません。ところが不安で一杯になったあなたは、心配した知人に精神科を薦められます。
今のようにうつ病という言葉を知らなければ、知人も精神科へ受診するなどという発想は浮かびませんでした。
出来上がってしまった経路
うつ症状があったとしても、今ここに起きている事実は避けられないものです。この耐え難い現状をどのように克服するか、時間をかけて考えるチャンスと捉えることもできるのです。
この事実を受け入れる為、これからの自分自身をどう考えるか?
今の不幸を丸ごと受けとめて悲しみが癒えるのを待つか?
しかし、現状ではそうはならないことが多いはずです。周囲は、本人があまりに辛そうにしているのを見て、精神科を受診するように薦めます。それを本人がそのまま受けとめて、素直に病院へ行くという経路が、すでに出来あがっているからです。
助けがほしい
病気か病気でないかということより、もっと注意しなければならないのは、病院へ行って「薬を飲む」ということが本人の救いになるかということなのです。
薬は化学物質です。人間の体にとっては異物です。持続して飲めば飲むほど副作用がともなうことを、知らない人が多すぎます。
抗うつ剤を飲むことにより、もっと酷くなった知人を知っていますか?一時的に症状を抑えることができても、本当の問題は残ったままです。本当の問題を他の物質(ここでは薬)に依存することで、解決はどんどん先送りされていくのです。
その人の苦痛が、本当はもしかしたら半年で改善するのに、薬の服用によって、ずっと症状が続いてしまうという皮肉なケースまで起きています。
うつ病キャンペーンを企画し、世間に広められ定着した真実
欧米のこのキャンペーンで「うつ病」という名前が一機に広まりました。その後、日本にも2000年頃には新規抗うつ薬が導入され、うつ病患者がメンタルクリニックの最大の顧客となっていきます。
- 新規抗うつ薬が入る前の売上:約10数億円
- 新規抗うつ薬が入った後の売上:約800億円
参考文献「抗うつ薬の功罪」ディヴィツド・ヒーリー著
薬についての戦略は 次々と行われています。最近は子どもにうつ病や「発達障害」という病名で精神薬を投与することが普通になっています。
子どもへの安易な抗うつ剤の投与は、自殺衝動をうながす危険性をはらんでいます。日本うつ病学会は、遅まきながら2016年のガイドラインに、新たに子どもの治療に関する項目を付け足したばかりです。
抗うつ剤の戦略・キャンペーンのおかげで、うつ病という言葉が一般化され、病気をつくることによって、精神薬を投与される。そして、その副作用のおかげで苦しんでいる人が後を絶ちません。
見守る
最後に
最後にお断りしたいのは、すべての医者や薬を否定しているわけではありません。とりわけ重症な場合は、短期間必要な場合もあるかもしれません。
しかし、心の問題は薬では解決しません。うつ病かどうかという問題よりも、人生には誰でも危機的状況(クライシス)が訪れる可能性があります。
そんなとき、本人と周囲の家族や関係者が病気と捉えず、苦しんで不幸になっている現実から回復するまでのプロセスを見守ることが大切です。家族単位で優しく愛情を持って見守るのです。
それができていれば、今後また、薬についての戦略・キャンペーンが世の中に広まったとしても、間違っても上記のような数字にはなりえないのではないでしょうか?
私達はまず、知られていない本当の事実を見ること、知ることからはじめていく必要があるはずです。
うつ症状はうつ病であり、うつ病は本当に病気なのでしょうか?あなたの持っている常識について、考えてみてください。
人間の目的は生まれた本人が、
本人自身のために
つくったものでなければならない。
夏目漱石
まとめ
うつ病って何ですか?考え方が根本から変る一般では知られていない本当の真実
- 1980年代にうつ病キャンペーンが企画され、世間に広められ、世界に定着したという真実
- うつ症状は誰にでも起こりうるため、病気と捉えずに本人が回復することを信じる
- 回復する過程では、周囲が応援し見守っていく姿勢を持つことが一番の薬となる
著者プロフィール
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足立 由紀子☆兵庫県芦屋市在住
2012年:薬を使わない精神科医・宮島賢也先生のメンタルセラピスト養成講座をきっかけに、薬で病気は治らないことを知り、根本を解決するためには、こころの問題を解決する必要があることを実感する。
2013年:相談室DMDメンタルハウスを設立。たった1つの思いこみ(ビリーフ)を 解消して、自分らしさを取り戻すセラピーを目指す。
2017年:夢を叶える145に参画。
運営:うつ相談、アラフォー悩み相談、メンタルセラピー、匿名電話相談
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