夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
宇宙には、目には見えなくても、エネルギーが充満しています。この地球上にも、エネルギーがたくさん飛び交っています。
そして、エネルギーを大きく二つに分けると、人や他の生き物を元気にするエネルギーと、元気を奪うエネルギーがあります。
【幸せになる方法②】どっちの「気」に好かれてる?笑顔の「強さ」
どっちのエネルギーを多く発してる?
人の行動や言葉にもエネルギーは伴い、思考や情にもエネルギーが伴っています。たとえば、「素直な笑顔」という行為は、自他に元気エネルギーを与えます。逆に、「悲しい顔」や「怒った顔」は、自他から元気を奪うエネルギーを発します。また、人を笑顔にさせたりホッとさせる言葉は、自他を元気にするエネルギーを発し、人をバカにしたり傷つける言葉は、元気を奪うエネルギーを発します。ポジティブな表情、言葉、情、思考などは、自他を元気にし幸せ方向に引っ張るエネルギーがあり、ネガティブなら逆に、元気を奪い不幸方向に引っ張っていくエネルギーとなるのです。
不幸エネルギーを集めてない?
あなたは、元気(幸せに向かう)エネルギーと、元気を奪う・奪われる(不幸へ向かう)エネルギーと、どっちにまとわりつかれていると感じますか?自分が発しているエネルギーは、同類のエネルギーをキャッチし、どんどん呼び寄せます。あなたが発したのと、ちょうど合う周波数のものが「選ばれて」くるのです。私たちの周りには、いろんな種類のエネルギーが飛び交っていますが、そこからあなたが無意識に「選んだ」ものが引き寄せられてくるのです。ということは、あなたが何気に発した不幸へ向かうエネルギーにより、不幸へ向かうエネルギーがさらに集まってくるのです。それは、幸福な人には、あたかもあなたが好んで不幸を集めているように見えるのです。
地球人のタイプ
前回ご紹介した、地球人のタイプを再び見てみましょう。
- (ハナブキタイプ)人にも自分にも、思いやりがあり、幸せな人。
- (良子タイプ)冷酷でネガティブなのに、物事が比較的スムーズに進み、幸せな人。
- (三四郎タイプ)人にも自分にも思いやりがあるのに、不幸な人。
- (ばいきんまんタイプ)冷酷でネガティブで、不幸な人。
上で説明した、人を元気にするエネルギーと、元気を奪うエネルギーから見てみると、《ハナブキタイプ》と《ばいきんまんタイプ》は何となく納得ができても、《良子タイプ》と《三四郎タイプ》は理屈が合わないですよね?ですが、世の中を見渡すと、《良子タイプ》のように、冷酷でネガティブなのに良い思いをしていそうな人というのは、結構いるようです。そして、《三四郎タイプ》のように、「あんな良い人なのに、苦労が多いんだなあ」と同情したくなる人も、たくさんいるようです。
そもそも、幸せって?
幸せか不幸かというのは、あくまでも本人の気持ちです。自分が幸せと感じていたら幸せな人ですし、傍から見ると良い思いばかりをしていそうな人でも、当人がいつも安堵できなくて不満だらけなら、その人は不幸なのです。
人は、「幸せ感」「十分愛されている感」「満足感」があると、人には意地悪をしないし、する必要がないのです。そして、人への声がけにも余裕をもって、思いやりで話すことができます。また、いくら地位が高くても、世間から認められている人でも、「高慢でイヤな奴」とはかぎりません。「心の奥の方(魂と言ったりもする)が満たされている人」「至福を感じている人」は、自慢をする必要もなく、謙虚で思いやりがあります。時にはジョークで威張ってみせたり、必要から自分の功績を説明することがあっても、嫌味な感じがなく、自然体で良いエネルギーを発しているものです。周りの人が、「そばにいたいな」と感じさせるエネルギーを発しているのです。このような「満ちている」「うるおっている」というのは、お金や物質や地位が関係なくもないですが(地球上で生きていくかぎり、これらも大事)、最後に残るのは精神的な部分です。
《良子タイプ》は、実は幸せと感じていない
《良子タイプ》は、当面は環境的に恵まれ、豊かに暮らしているかもしれません。が、心の奥の方では、常に不安で、恐怖すら感じています。今の地位がなくなったらどうしよう、財力がなくなったらどうしよう、権力が行使できなくなったらどうしようと、気にせずにはいられないのです。そして、立場を守り、もっとよい暮らしをするために、脳も肉体も駆け引きに忙しいのです。今の立ち位置を奪われないように、他者から元気や希望を奪うことを言ったり行なったり、隣人を陥れたりすることで、バランスを保とうとしています。本人も、幸せで安堵感のある日々を送ってはいないでしょう。人生は、人に勝った負けたという「比較モード」で戦って生きるしかないと、当たり前に思っています。
《三四郎タイプ》が幸せになれない原因とは?
《三四郎タイプ》も《ハナブキタイプ》同様に、人にも自分にも思いやりがあるのに、どうして幸せになれないのでしょう?世の中には残念ながら、こういう人がたくさんいます。とても優しくて、困っている人に手を差し伸べたり、周りのことも考える人なのに、次々と問題が起き、試練の多い人生を生きつづけるのです。とても可哀相で、何とか幸せになってほしいものですが、このタイプの人に、《ハナブキタイプ》のような幸運がこないのは、やはりエネルギーが関係しているのです。
しかし、ここで《ハナブキタイプ》と《三四郎タイプ》の大きな違いがあるのです。それは、「気の強さ」です。ここでいう気の強さとは、何も勝気とか自分の意見を押し通す強さとか、相手をやり込める強さ、ケンカの強さなどを意味するものではありません。気とは、気功の気、心身にめぐるエネルギーのことです。気が弱い人は、いくら性格が良く思いやりがあっても、道ですれ違う知らない人の幸せまで祈るような人であっても、「ああ、つくづく幸せだな」と感じる日々を送るのが難しい場合があるのです。
良いエネルギーを発しているようでも、そのエネルギーが内にこもっていたり、引いた状態だと、強いネガティブエネルギーを持つ人に押されてつぶされます。愛され足りなく、認められ足りなく、妬み嫉妬の強い人のエネルギーにつぶされてしまい、幸せなシチュエーションがこない(幸せの引き寄せができない)のです。
Be faithful in small things
because it is in them that your strength lies.
小さなことに忠実でありなさい。
小さなことの中に、
あなたの強さが宿るのですから。
マザー・テレサ
まとめ
【幸せになる方法②】どっちの「気」に好かれてる?笑顔の「強さ」
- 元気(幸せに向かう)エネルギーと、元気を奪う・奪われる(不幸へ向かう)エネルギーと、どちらにまとわりつかれているか?
- 幸せか不幸かは、本人が感じている世界。外から判断できるものではない。
- ポジティブエネルギーを持っていても、それが弱いと、ネガティブエネルギーの餌食になる。
著者プロフィール
- 地球に生まれてウン十年、なぜ生まれたか、何をするために生まれたか、どこから生まれて死んだらどうなるのか、宇宙の果てはどうなっているのか、なぜ宇宙ができたか、歴史の謎・・・そんなことが、子どもの頃から気になって仕方ない人間でした。考えてもどうしようもないよと、親戚の叔父から愛情で言われても、気になるものは気になるのでした。今までの人生で分岐点が数回ありましたが、その中には「もう駄目かも、それなら最後に」と思った次の日に、光が差し思いがけなく道が開けたとか、「なぜ私って、人ってこうなんだろう?!」と大地を叩いた次の日に、驚きの本と出会ったり、世間で大きな事件が起きてざわついていたころに、台風の目の中のような静寂な空間に入り・・・そんな分岐点がありました。それで、どんな人でも幸せな道が準備されていて、意外に簡単なことでその扉が開く、と確信したのです。また、先駆けて幸せまっしぐら(心身ともに)の先輩たちは、世の中がどう動いても変わらず幸せに生きていることを知りました。その後輩である私(と勝手に思う)は、あなたの細胞が少しでも元気になる情報を、未熟ながら発信していきたいなと考えております!
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