夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
婚活という言葉が世間に浸透してから、ずいぶん時間がたちました。
きちんとした会社が開催している婚活パーティーやマッチングの機会は、忙しくて出会いがあまりない大人たちには、とてもいいきっかけになります。
【婚活パーティーの現場から】今わたしたちが見直すべきこと
婚活という前向きな行動が、「とにかく出会いがなくて、結婚まで結びつかない」という大人たちの強い味方として定着してきました。しかし、わたしたちの初恋の頃や学生時代、そこまで出会いがなくて、恋愛は難しいものだったでしょうか?
あの頃を見直してみると
あの頃は、狭いコミュニティの中でだけですが、自然に意識し、恋だと自覚し、恋愛がはじまっていきました。このモヤモヤした気持ちはなんだろう、もしかしたら、好きってことなのかな?それが恋愛のはじまりでしたね。
子供はたくさんの自由な時間、事情なんか気にしないで恋すること、好きになることに没頭できる感性がありました。
- あなたを知りたい
- 自分を知ってほしい
- 二人でわかりあいたい
そんな純粋な欲求で、青い春を謳歌していたはずです。
けれども、その子供たちもいずれ大人になり責任のある仕事をし、結婚を意識します。子供の頃はなんなく、自然にできていた恋愛が、大人になるとハードルが高くなる、ということはよくあることです。
ただ「好き!」だけでは、結婚するには難しいのです。なぜなら、結婚はこれからの人生のベースになる生活であり、そこを失敗してしまうと気力体力財力と、失うものも大きいのですから。
へたれひよこ
そうやって大人たちは出会いもなく、恋愛結婚が難しいと感じ、結婚したい人たちが集う婚活という場を利用するようになります。それはとても、向上心のある選択です。
大人の恋愛、結婚観
仕事と家の往復で精一杯、土日は資格や昇進のために勉強している人もいるでしょう。なにかと忙しいという働き盛りの大人たちにとって、「自然な出会い」は暮らしている範囲の中のみです。
毎日必死に頑張っている人ほど、自然な出会いに恵まれません。自然な出会いがないのであれば、婚活はナイスアイデアです。
でも最近、私のまわりでよく「婚活に行き詰まっている」という悩みを耳にします。悩みを打ち明けてくれている人たちは、男女問わずみんな素敵な人ばかりです。
個性的で、魅力があり、かわいらしく、一緒にいて楽しい人ばかり。そんな素敵な人たちが、なぜ婚活をしていて成果がでないのかな?と疑問を感じました。
「がんばっているのになかなか成就しない」という人たちの話しを聞くと、ある共通点に気づきました。
婚活パーティーの現場では、お互いに結婚したいという人同士が集まっているのだから、一目で相手の事情がわかるようにセッティングされています。
進まない
不安による焦りの正体は?
婚活がうまくいかないという悩みを持つ人たちと話すと、周りとのライフステージのずれによる焦り、という話になります。そう、共通点はそこでした!
女性であれば、出産適齢期をすぎてしまうのではないかという不安。男性であれば、会社で責任ある仕事を任されていく年齢なのに、家庭を持ってないという引け目。それに、家族や世間の目という、プレッシャーもあるでしょう。
比較
こういった不安から焦りが生じて、結婚するなら周囲よりもっとハイレベルな生活にしたい!と、理想が高まってしまうようです。
自分のまわりの結婚生活と、自分の日々の頑張りを比較すると、「ここまで頑張ったんだから妥協できない」と考えて、よりいい条件を求めてしまうという話をよく聞くのです。
結婚の目的を見失わないこと
好きな人と結婚して素敵な家庭を築きたい!のではなく、よりいい条件で理想のライフプランを実現したい!に目的がすりかわってしまうと、婚活相手の機能と条件は見ていても、人間としての本質や、相手の真意が目に入りません。
他人と比較して自分を嘆いて、他人と比較して優位になろうとする、このプロセスでは、婚活の条件は厳しくなるばかりです。そして何より、自分の可能性を狭めていくことになるのではないでしょうか?
もっといいスペックの結婚をしている人を見つけては、目の前の人の生活レベルを比較することは、本来の目標から着地点がずれていくことにつながります。
恥ずかしくない結婚がしたいなんて、相手にも失礼ですが、今まで頑張ってきた自分にも失礼です。
婚活が難航している話を聞くと、こんな印象でした。みんな魅力的で楽しい人なのに、婚活になると期待や意気込みがこりかたまってしまい、気難し屋のような印象に変わってしまうのがもったいないのです。
ふりもとつるり
自分の理想という足枷をはずしてみる
周りと比較して焦りだすと、独自のこだわりができてしまい、その枠から外れてる相手を掘り下げてみる余裕がなくなります。もちろん、そんなにのんびりしてる時間はない!というのも、とてもよくわかります。女性は特に、出産を考えると焦ってしまうものです。
ただ、一度あの頃の初恋のような目線で相手を見てみることも、大事ではないでしょうか?完璧に見えてもちょっと抜けているところがある、そんな個性を欠点としてとらえるのか、かわいいところもあるなと笑って受け入れられるのかで、選択の範囲はだいぶ変わってくるはずです。
生理的に受け付けないクセや、とんでもない失敗を許せとは言いません。結婚してしまえば、お互いの関係を気軽にリセットできるものではないので、出会いの段階で、取捨選択していくのは当たり前です。ただ、一歩進んで相手と対峙したとき、
「さあ!あなたは条件通りの人なの!?」
「がっかりさせないでね!」
と前のめりになるのではなく、少し許す気持ちを持つと、新しい魅力に気づけるのではないでしょうか。例えば、婚活相手とお茶をするまでに発展したとします。
真面目で、スイーツやデザートに興味なさそうな人に見えたのに、ケーキセットをオーダーして、コーヒにミルクと砂糖をいっぱい入れていた。
「エリートのくせに砂糖たっぷりなんて、子供っぽくてみっともない」こんなマイナスの評価をつけてしまっては、ちょっともったいないですね。
ひよこ姫
あたたかく見守れる人という雰囲気は、相手にも伝わります。結果的に自分のチャンスを広げることになるのです。
自分の本当の心の声を消してはならない。
自分の直感を信じる勇気を持ちなさい。
スティーブ・ジョブズ
まとめ
【婚活パーティーの現場から】今わたしたちが見直すべきこと
おおらかな人、他人の欠けた部分や失敗が許せる人、そんな人を選んだら幸せになれるんじゃないか?あなたもそう感じませんか?
著者プロフィール
-
現在、三歳女児の育児に追われながら細々とフリーライターとしてライター活動をしています。Instagramでも娘との日々をまとめています。
普通のママが日常と創作を両立できるのか?と模索中。元気になれる記事をお届けしたいです!
はるを迎える♪2017.07.28【婚活パーティーの現場から】今わたしたちが見直すべきこと
うつ2017.06.23核家族化とワンオペ育児と産後うつ