夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
もう限界だ!
どうしよう・・・
私は行き詰っていました。失敗続きで、何もかもイヤになりました。すべてを投げ出し、トコトン落ち込んでいたのです。
どう行動したらよいのか?
このまま生き続けていいのかさえ分からず、自信は粉々に崩壊し、真っ暗などん底で悩んでいました。永遠に続く、長いトンネルでした。
イチローが嫌いだ・・・
テレビから流れてきた声が、転機となりました。
えっ!?
画面に釘づけになりました。テレビCMでした。
あの人を見ていると、限界という言葉が言い訳みたいに聞こえるから
女性水泳選手の声でした。
自分に嘘がつけなくなるから
努力すら、楽しまなきゃいけない気がするから
どんな逆風も、チャンスに見えてくるから
男性スポーツ選手、3人が続きました。
でも同じ人間だから・・・
4人のハーモニーで終わりました。
ぼう然としている自分がいました。
限界
言い訳
自分
嘘
努力
楽しむ
逆風
チャンス
同じ人間・・・
言葉が、頭から離れないのです。完全に“シンクロ”していました。自信をなくしていたと思っていた私は、気づきました。
まだ自分に、信頼も希望も失ってはいない
【Wow】イチローが嫌いだ☆さあ、世界を動かそう
限界という言葉が、言い訳みたいに聞こえるから
【一ノ瀬メイ編(競泳)】
イチローが、黙々と走る。
イチローが嫌いだ。
あの人を見ていると、
限界という言葉が
言い訳みたいに聞こえるから
悩む、一ノ瀬メイ。
それでもまた、トレーニングに没頭する彼女。
でも、同じ人間のはずだ・・・
42歳を過ぎても、現役で世界のトップに君臨するイチロー。
もどかしさを感じている、一ノ瀬。
『イチローが嫌いだ』
という逆説で、自分に潜在する可能性と対比する。
『同じ人間のはずだ・・・だから、私にも、できる!』
また、力強く、泳ぎだす。
『限界を言い訳にしてはならない』
未来と踊る、蝶になる。
夢に愛された者だけが知っている、リズム。
人は“何か”に共鳴すると、心が動き、行動する。
『ここで限界を言い訳にしたら負けだ!』
不屈の精神。
イチローに共鳴した一ノ瀬が動いた。
二人が響いた私も、動く。
あなたも。
シンクロは、波。
世界を動かす、魔法。
自分に嘘がつけなくなるから
【三木拓也編(車イステニス)】
『・・・自分に嘘がつけなくなるから』
手を見つめ、雨のなか拳を握りしめ、汗を流す三木拓也。
歩く力はなくっても、自分には「手」がある、と叫ぶかのように。
過酷な練習。
苦しいだけの日々。
信念をゴマかせば、手を抜ける。
『でも、自分に嘘をついたら負けだ!』
と奮起する三木拓也。
自分に嘘をつくということは、自分を裏切ることであり、自分を信じられなくなること。
練習は嘘をつかない。
「さあ、世界を動かそう」
この「手」を使って。
努力すら楽しまなきゃいけない気がするから
【芦田創編(走り幅跳び)】
『・・・努力すら、楽しまなきゃいけない気がするから』
無心に打ち込む、芦田創。
跳ぶごとに、その幅を広げていく。
飛びこむ勢い、砂しぶきの着地。
何度でも、繰り返す。
トレーニングの着地点は、観衆の歓喜のるつぼとなることを知っている。
『努力を楽しむ』
夢に取り憑かれたものは、この境地にたどり着く。
砂にまみれ、苦痛は快感になり、切らした自らの息を声援にして、世界へひたすらに走る。
孤独の空間を、ひとり楽しんでいる。
「狂気」と疑われるほどの、努力という才能。
静かなる熱闘。
どんな逆風もチャンスに見えてくるから
【山本聖途編(棒高跳び)】
『・・・どんな逆風もチャンスに見えてくるから』
跳ぶことが、自分の言葉。
そう語るかのように、チャレンジをし続ける山本聖途。
高く。
もっと、高く。
それは、太古の夢。
人類の挑戦。
翼を風に向ける。
逆風は、上昇気流となる。
斜め上。
少し戻されながら、雲の上にでる。
まぶしい世界。
もう、風はない。
向かい風は、迎えの風だった。
神からの招待状。
努力で応える。
涙が、雲に吸い込まれる。
「世界」は、そこにある。
そしてまた、また少し、夢に近づく。
これは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、トヨタ自動車が企画している「What Wows You さあ、世界を動かそう」CMキャンペーンです。「Wow(s)」とは、「うわー!やー!あぁ!」と「感動させる」「興奮させる」「驚嘆させる」という意味。「What Wows You」は、「あなたを“感動”させるもの」です。
でも、同じ人間のはずだ。
行き詰っていた私は、このCMに「はっ!」と共鳴し、自分自身を取り戻すことができました。
共鳴できるということは、まだやる気が残っている!
あなたも一度、真剣に見てみませんか?
まとめ
【Wow】イチローが嫌いだ☆さあ、世界を動かそう
- 限界を言い訳にするようになったら、負け
- 自分にウソをつくようになったら、負け
- 努力が苦しいと、諦めたら負け
- 逆風でも順風でも、同じスタンスで努力しないと負け
- 同じ人間なら、努力すればできないわけがない
Photo by Visual Hunt.
著者プロフィール
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定年退職して無職浪人生活を送る大阪在住の男性です。
未来がどんどん少なくなって過去だけが蓄積されていきます。
有り余る時間を活用して、元気になれる!勇気がもらえる!ような
記事が書けるよう日々奮闘しています。
「未来呼人(みらいよびと)」は、わたしが未来を呼べる人ではなく、
夢ある未来を呼びたいなぁ!という願望を込めて命名したもの。
世の中の多くの人々から元気と勇気をもらいながら、わたしも
元気と勇気を発信して共有していきたいと願っております。