夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
「ピアカウンセリング(Peer Counseling / Peer:仲間)」とは、同じ悩みをかかえる人に、カウンセリングをしてもらうことです。「仲間」なので、分かり合えて、互いに成長していけます。
私は生まれつきの脳性まひですが、「ピアカウンセラー養成講座」に、4年連続で参加しました。もう、7年も前のことですが、人生を変えた講義でした。
【私を変えた講師】大阪には勇気がある
ある日、「自立生活体験室」の理事長が来た。
重度障がい者で、生まれつきの脳性まひ。
私と同じく、アテトーゼ型の脳性まひで、何かたくらんでいると、首の動きが違って心を読まれてしまう!
これはアテトーゼ型の宿命ですが、理事長の首の動きがいつもと違っていて、何かある・・・と感じていたら、
「今年も「ピアカウンセラー養成講座」をやる事になった。
講師を頼みに大阪に行くから、お前も一緒に行くか?
勉強になるぞ」
私は、勉強より通天閣に行きたくて、首をいつもと違う角度で動かしながら、
「行く行く!」
と即答した。
大阪では、「障がい者福祉総合支援センタ- いちいちまる」に、講座の打ち合わせに行った。
ここでは、相談員も障がい者で、色んな活動をしている。
ピアカウンセラー活動をしたり、自立したい人のサポートや、行政への要望もしている。
驚いたのが、大阪市では、入所者の「外出の移動支援」が、月51時間も使えること。
要望を続けると、行政も変わるのでした。
帰りは通天閣に寄り、集中豪雨で串かつ屋に避難して、みんなで乾杯してたら雨もやみ、雨上がりの通天閣は最高の景色だった。車椅子では普通の特急は乗りにくいから、アーバンライナーで帰ることに。鶴橋駅で待ち時間があり、夜の街を散歩した。障がい者は夜の街を歩いたり、遠出したりが難しいので、貴重な経験となった。
帰ってから、大阪と違って三重は、障がい者がおとなしいことに気がついた。「亀山市障がい者自立支援協議会」に出たけれど、何も変わる雰囲気がない。今は、三重県の「障がい当事者支援プロジェクト」に参加し、障がい者も暮らしやすい社会にするため話し合い、障がい者の思いを伝えている。また、「障がい者差別解消法」が施行されたけれど不十分なので、条例をつくるため「障がい当事者運動」をしている。
というわけで、「ピアカウンセラー養成講座」に、「言語障がい」の人が講師として来てくれた。
ヘルパーさんが通訳しながらの講義でしたが、大阪の人で、話がおもしろい!
言語障がいを意識させないほど、中身の濃い話・・・
- ヘルパーさんに通訳をしてもらい、ピアカウンセラーとして働いている。
- ピアカウンセラー技術の一つで、「気持ちを前向きにするセッション」をするときは、言語障がいがあるので、相手に多く話してもらって、自分はタイミングをみて、言葉を選んで、少ない言葉で話す。
- 障がいも色々だから、ピアカウンセラーも色んな人が必要。
- 大阪は、障がい者が自立しやすい環境ができている。
このときから私は、大阪の人に勇気をもらい、色んな会議に出るようになった。
まとめ
【私を変えた講師】大阪には勇気がある
- 障がい者だからこそ、できることがある。
- 障がいを「うまく生かして」暮らす。
- 言語障がいがあっても、話せる。
- 大阪には、勇気がある。
- 笑いは人生を変える。
著者プロフィール
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