夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
人をいじめる人は生まれる前に、大雑把なシナリオを決めています。
「今回生まれ出たら、試練を受けよう。心がゆがみ、妬んでは嫉妬して、他人をいじめたくなる。それを乗り越えて魂を一歩引き上げる事を目標として生きるのだ!」
今回は私たちのシナリオや過去の記憶について、子どもという存在をもとに考えてみます。
【幸せになる方法⑪】大人だって死ぬまで学習中なのだ
両親との関係
だから、いじめっ子として生きる予定なので、そのままいじめさせろ。という話ではありません。いじめる人の生まれ育つ環境事情は、ストレスが多かったり辛く厳しかったりするという事を知ってほしいのです。
いじめる人は、両親の愛情不足か、あるいは両親が愛情深い人達であっても、非常に貧しくて周囲にバカにされる、親が他人から騙されたり冷たくされる姿を見るなどの記憶が脳に刻まれています。
それで世間に恨みを持ち始め、身近で気に入らない子をいじめてウサ晴らしするというケースが多いのです。
微妙な家庭環境
親兄弟姉妹が自分に厳しくうるさ過ぎたり、逆にケアせずに放って置き過ぎたり、子どもの前でふしだらな生活態度を見せたり、両親が喧嘩ばかりしていたりすると、子どもは親に過剰な反抗をします。
また、例え優しい親だとしても、他人に馬鹿にされていたり騙されていたり、冷たくされている姿を見ると、情けなく恥かしい思いがわき、反抗的になります。
反抗
多種多様の個性
子どもには、色んな子どもがいます。
- 強気な子どもや弱気な子ども
- 明るい子どもや暗い子ども
- ひょうひょうとした子ども
- ソワソワした子ども
- 健康的な子どもや体の弱い子ども
大人は、子どもにありとあらゆる期待をします。
- 強くあってほしい
- 賢くあってほしい
- 美しくあってほしい
- 健全で心豊かな人であってほしい
- 人気者であってほしい
「うちの子も、あそこの子みたいに成績が良くなってほしい」
「学校の先生の言うことにちゃんと従って、優等生になってほしい」
「地区のコンテストで一等賞をとってほしい」
「テレビのアイドルみたいに注目される子になってほしい」
ドクターひよこ
子どもの方が宇宙観(存在するものの可能性)が残っている
宇宙はとんでもなく広いのです。子どもの多種多様性はそのくらい広く、秘めた可能性もそのくらい広くて深いのです。地球という星に生まれたことで色々な制限をされながら魂磨きをしていくのですが、地球人の先輩である大人たちは、「ここからここまでが良いと言われる幅だよ」と、「良い幅」「幸せ幅」を、とんでもなく狭いものとして教えます。
狭い!
過激なタイプの子どもは暴れたり壊したり、他人をいじめたりして、危険信号を出します。また、自分から行動に出せなくても、いじめている子にちょっと便乗して手伝ったり、逆に自分だけの世界を創ろうと引きこもります。
大人に勝る存在感
全ての子どもは無限の可能性を秘めています。今世のこの世界ですくすく育ちキラキラ輝こうと、すごいエネルギーを発してお母さんのお腹から出てきました。
新生児が、尊い存在に感じるのは、強く賢く美しく健全で、感性とスピリットが豊かで、すでに人気者だからです。その存在感たるや圧倒されるものがあります。
子どもに尊敬の念を持とう
大人は子どもを育てていく立場ですが、逆にベビー含め子どもから悟らされるものが沢山あります。
子どもには尊敬の念を持ちながら、先駆けて地球に生きている者として謙虚に、教えられるものを教えてケアしていくべきです。
自然と年上を敬う
子どもは成長するにつれて、親の未熟さがだんだん見えてきます。しかし、大人だって人間としての成長期間中なのです。
頑張る親
こう素直に伝えて日々頑張る姿を見せればオーケーです。
親に反抗しても、決して人をいじめない子どももいます。親には良い子のフリをして、外で他人をいじめる子どももいます。その子のもって生まれたものや、環境で親以外に信頼できる大人がいたりすると、いじめをするまでに至らない場合もあります。
道徳で年上を敬えと習わなくても、親が普通に愛情を与え、他人に親切で他人に媚びないで暮らしているなら、その姿を見て子どもは年上を敬います。
大人の未熟さが、弱い子どもにする
「あなたのクラスの何々君は、こんな事ではへこたれないんだって」
「本当に情けないねえ、もっと堂々としていなさい」
「そんなことでくよくよ悩んでどうするの?!軟弱なんだからっ!」
「そんなに弱かったら、競争に勝てないよ」
「良くできる子は、そんな事につまずかない」
弱い、強い、とは何を基準として判断しているのでしょうか?もしかしたら大人の未熟な判断で、弱くない子を本当に弱い子にしてしまっているのかもしれません。様々な方面で力を発揮できる子どもを、発揮できない子どもにしてしまっているのかもしれません。
生まれたて
しかし、未熟だから何でも「仕方がない」とは片付けられません。子どもはもちろんですが、大人でも自分を未熟だと自覚している人は救われますが、自覚できていない未熟な大人は、子どもを犠牲にすることが多々あります。
未成年は大人の振る舞いには勝てない
小さな子どもは、親がたとえ暴力を振るっても言葉で罵倒しても、冷たくされても、傷つけられても、生きていくために付いていかなければいけません。どんなにひどい仕打ちを受けても、泣きながらでも付いて行かなければいけないのです。
運が良ければ、幼くても命の危機を感じて逃げ出せる子どももいることでしょう。でも基本的には親や大人に育ててもらわなければ生き延びられません。子どもは付いていくしかないと知っています。
愛情
この場合はすでに、子どもにはその大人の未熟な部分は見えていますが、それでも信じて尊敬していたいという願いがまだあるのです。
だんだん気持ちを態度で表現するように
もし、その親や育てる責任のある大人の心と姿勢が変わらなければ、子どもは10歳半ばくらいから反抗するようになるでしょう。よっぽどしっかりした子どもなら、道を外さず幸せな人生を目指して前進できるかもしれませんが。
とにかく、子どもは小さい頃から親の未熟さが見えています。親に疑問を持ちながらも必死で付いていきますが、ある程度の年齢になったら反抗するようになります。普通の反抗期は健全ですが、心が病んでの反抗は危険信号です。
大人は完璧ではない。大人だって死ぬまで学習中なのだ。親に疑問点があるのも仕方のないことだ。子どもがそう思ってくれたら、少しは楽なのですが、そんなに物分りの良い子どもはいませんね。
子どもは
子どもとして完成しているのであって、
大人の模型ではない。
寺山修司
まとめ
【幸せになる方法⑪】大人だって死ぬまで学習中なのだ
- いじめる人は、今世いじめに関連した事で何かを乗り越え、魂のステップアップをするために生まれてきた。
- 子どもの多種多様性や宇宙観の広さを、大人は狭い感性でジャッジしている。
- 未熟な大人が、弱い子どもにしてしまったかもしれない。
- 大人は完璧ではなく死ぬまで学習中なのだ。親に疑問点があるのはしかたのないことだ”と子どもが思えれば少しは楽になる。
著者プロフィール
- 地球に生まれてウン十年、なぜ生まれたか、何をするために生まれたか、どこから生まれて死んだらどうなるのか、宇宙の果てはどうなっているのか、なぜ宇宙ができたか、歴史の謎・・・そんなことが、子どもの頃から気になって仕方ない人間でした。考えてもどうしようもないよと、親戚の叔父から愛情で言われても、気になるものは気になるのでした。今までの人生で分岐点が数回ありましたが、その中には「もう駄目かも、それなら最後に」と思った次の日に、光が差し思いがけなく道が開けたとか、「なぜ私って、人ってこうなんだろう?!」と大地を叩いた次の日に、驚きの本と出会ったり、世間で大きな事件が起きてざわついていたころに、台風の目の中のような静寂な空間に入り・・・そんな分岐点がありました。それで、どんな人でも幸せな道が準備されていて、意外に簡単なことでその扉が開く、と確信したのです。また、先駆けて幸せまっしぐら(心身ともに)の先輩たちは、世の中がどう動いても変わらず幸せに生きていることを知りました。その後輩である私(と勝手に思う)は、あなたの細胞が少しでも元気になる情報を、未熟ながら発信していきたいなと考えております!
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