夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
ストレス、うつ、認知症などの症状には、食生活の影響が指摘されていることをご存知でしょうか?
例えば、毎日砂糖入り缶コーヒーを飲み、コーラやスナック菓子、チョコレートが大好き、カップ麺も食べ放題。このような食生活が習慣になると、やがて毎日ジャンクフードを食べなければ気がすまなくなり、時には異常行動が出ることがあるのです。
【ジェットコースターのような精神の乱高下は低血糖症!うつにも関連!】
栄養素が不足して引き起こされるのは?
偏食が習慣になると、当然栄養素が不足します。体に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルなどが極端に欠乏した場合、免疫力が衰えて、精神までまいってしまう。いわゆるうつ症状が出現します。
ドクターひよこ男爵
今回は、意外と知らないこの低血糖症の怖さと、その予防策もお伝えします。食事の見直しで、うつ症状は改善されるのです。たかが食べ物と侮らないで下さい。
1.うつと低血糖症は、関連しています
不安、睡眠不足、うつ症状、突然キレる、このような症状に悩んでいたら、一般的には精神科を受診するべきという流れが出来上がっています。
精神科では薬を飲むことを薦められ、一旦受診すると、いつまでも飲むように指示されることが多いでしょう。そのため、薬の副作用はとても問題になってきています。また、この場合の投薬は対症療法であり、根本的にそれを治すものではありません。一時的に症状をやわらげるという効果はあります。
どのような物を食べているかを見直して、体に悪影響を与えるものが何かを知り、自ら改善することが可能であれば、副作用の心配はありません。
以下に続く低血糖症の症状がもしあれば、食事の改善と、時には極端に少なくなっている栄養素を補うサプリメントを飲む必要性があります。
栄養療法
2.低血糖症の正体
低血糖症とは、脳や体への栄養が行き届かない事による血糖値の乱高下を指します。乱高下とは、一気に血糖値が上がり、その後で急激に下がることです。
低血糖では精神状態がアンバランスになり、ふさぎ込んだり衝動的にキレやすくなったり、様々な異常行動がみられることがあります。そして、その原因は普段の食べ物なのです。
特徴として、甘いものや炭水化物の摂りすぎ、不規則な生活、睡眠不足などがあげられます。特に甘い砂糖の入った食べ物には注意が必要です。
大沢博氏は、こう述べています。
砂糖の大量摂取はインスリンの過剰分泌を起こす。
砂糖の大量摂取が低血糖症につながることは、ほとんど知られていない。
医師にさえもである。
砂糖の大量摂取で血糖値が乱高下すると、すい臓から異常にインスリンがたくさん分泌され、血糖値は低くなりすぎます。こうして低血糖症は、精神疾患のような症状を引き起こすのです。
砂糖に注意!
3.実際にどのような症状があるのでしょうか?
- 疲労感を覚える
- 体を動かすのもおっくう
- 精神疾患の症状(統合失調症、うつ病)
- パニック障害
- 免疫不全
低血糖症は、実にさまざまな病気を引き起こします。中でも、イライラそわそわするといった錯乱が多く見受けられます。低血糖状態は、本人も非常に苦しいので、酷くなると反社会的な事件を起こすこともあります。
大沢博氏の本から一例を紹介します。
1974年、劇的な事件が発生した。ある男が銃を持って、妻と2人の子どもをと一緒に、家に閉じこもったのである。
彼は妻子を殺し自分も死ぬつもりだったが、えんえんとつづいた警察官の説得で、銃を投げ捨てて出てきた。
彼はすぐに精神病院に送られ、安定剤の投与がつづいた。
事件後1週間ほどしたところ、リード女子は彼に面会し、精神状態をテストしたうえで、ナイアシン(ビタミンB3)を多く含む抗ストレス・ビタミンのサプリメントを与え、野菜やタンパク質をとらせた。
事件を起こす前の彼の食生活は、じゃがいもと豆、発泡性飲料、ポテトチップスなどだった。リードは彼の妻に、毎週新しい野菜をとることを指導した。
5ヵ月後、彼はリードのオフィスに飛び込んできて、生き生きと輝くような笑顔で
「私は31歳にして、気分がよいということがどんなことか、はじめてわかりました」と言ったのである。
メモひよこ
4.正しい予防策とは?
うつかな?と思ったら、低血糖症の疑いはないか、あなたの生活習慣を振りかえってみて下さい。もし低血糖症だった場合には、食べ物の栄養素を注意していけば、ある程度改善できます。
むやみに薬を飲む必要はありません。体に毒物を入れる必要がなければ、薬の副作用という怖さを経験する必要もありません。
まずは甘いものを控えます!白砂糖や果糖ブドウ糖液糖は、急激に血糖値の数値を高める為、血糖値が乱高下します。甘い食物を控えて、糖質を制限するのです。
完全糖質制限を唱える考え方もありますが、基本的には糖質を控える程度にします。脳に栄養素が行き届くようにするには、タンパク質を多くとることです。
スリムになりたくて
お料理もマクロビオティックやローフードなどの食事法を実践しました。どちらも野菜中心で肉をあまり食べないのが特徴です。しかし私の場合、貧血などの症状が出てしまったのです。貧血の他には、体がだるい、朝起きられないなどの症状がありました。
栄養療法で検査した結果、やはりタンパク質やビタミン・ミネラルをしっかりとることが必要だと指摘されました。
また、思わぬことで疲労が重なった時も、体に異常が出ていないか注意が必要です。異常があれば、何かしらの対策をとらなければなりません。具体的には、下記の食べ物を積極的に食べて下さい。
- 肉類
- 魚(さば、さけ、マグロ、かつお)
- 豆腐
- 納豆などの発酵食品
- 食物繊維が豊富な野菜
人の体は本当に不思議に出来上がっています。体と心の不調は、体からのサインです。それを受け取ってあげることが、うつを含めた体調不良を改善する第一歩なのです。
食べ物について知らない人が、
どうして人の病気について理解できようか。
ヒポクラテス
まとめ
【ジェットコースターのような精神の乱高下は低血糖症!うつにも関連!】
- 低血糖症の症状には、食事の改善が重要です。
- 低血糖症とは、脳や体に栄養が行き届かない事による血糖値の乱高下を指します。
- 低血糖症はさまざまな症状を引き起こします。
- 体と心の不調は、体からのサインです。それを受け取ってあげることが改善への第一歩です。
参考文献:食事で治す心の病 岩手大学名誉教授 大沢 博著
著者プロフィール
-
足立 由紀子☆兵庫県芦屋市在住
2012年:薬を使わない精神科医・宮島賢也先生のメンタルセラピスト養成講座をきっかけに、薬で病気は治らないことを知り、根本を解決するためには、こころの問題を解決する必要があることを実感する。
2013年:相談室DMDメンタルハウスを設立。たった1つの思いこみ(ビリーフ)を 解消して、自分らしさを取り戻すセラピーを目指す。
2017年:夢を叶える145に参画。
運営:うつ相談、アラフォー悩み相談、メンタルセラピー、匿名電話相談
145セレクション♪2017.08.15【ジェットコースターのような精神の乱高下は低血糖症!うつにも関連!】
発達障害2017.07.19【子供の個性を枠に当てはめ精神医療につなげる驚くべき事実】
145セレクション♪2017.06.21【うつ病は薬では治らない】その事実と策略を世に伝えた3人
145セレクション♪2017.05.21うつ病って何ですか?考え方が根本から変る一般では知られていない本当の真実