夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
SNSにアップされた写真を眺めていると、似たような女性が多くて、なんだかサイボーグを見ているような感覚に陥ることはありませんか?みんな可愛いのに、なぜか記憶に残りません。その理由は、おそらく彼女たちのメイクです。
「さわやかなナチュラルメイクの感じが悪い女性」なかなかイメージするのが大変ですね。だからこそ、彼女たちは渾身の「好感度の高いナチュラルメイク」を完成させるのです。すっぴんみたいな肌を作り込んで、アイブロウは自然に、チークは血色に見えるように。メイクと女性の関係について、メイク依存症を克服したある女性の話をからめてお伝えします。
【美しい女性の定義とは?】メイク依存症の女性の話
メイクと女性の複雑な関係
女性とメイクの関係は、楽しいけれど悩ましいものです。慣れていないうちは、シチュエーションと相手を間違えて大打撃を受けることもあります。
「だらしないからメイクくらいしなさい!」
「すっぴんが一番いいよ」
「もう少しTPOを考えてね」
化粧を欠かさない女性の心理
彼氏や旦那さんに、「スーパーに行くだけで化粧なんかしなくてもいいのに」と言われたことはありませんか?眉毛を足して、BBクリームと色つきリップを塗っただけでも、鏡に向かっている姿そのものが、男性にとっては「お化粧」に見えるようです。多くの女性にとっては、普段のメイクは身だしなみにすぎません。知人にバッタリ遭遇したときに、恥ずかしくないようにしたいだけです。キレイ系のメイクはデートで、新しいメイクは女子会で、だんだん使い分けることもできるようになります。
化粧を欠かせない女性の心理
化粧を欠かさない女性と微妙に違うのが、化粧を欠かせない女性です。少しでも美しくいたいという男性への意識と、常に最善のスタイルを見てほしいという同性への心理がはたらいていると思われます。そんな日々の努力のあまり、メイク依存症に近づいていくのかもしれません。彼女たちの特徴は、メイクを楽しんではいないところです。
メイク依存症だった女性の話
もう整形しかないかもしれない!泣きながら失恋話をする彼女は、彼氏にフラれた原因が、ブサイクだからだと言いました。絶世の美女ではないにしろ、決してブサイクではない普通の女性です。
「どうしてそう思うの?」
「もしモデル並みの美人だったら、フラれるわけないでしょ?」
「モデルでも女優さんでも、破局を迎えている人はたくさんいるじゃないの」
「芸能界は別な世界でしょ!」
まったく聞き入れてくれない彼女は、まさにメイク依存症でした。たとえば、化粧直し用のポーチを忘れてパニックになったり、どんな時でもメイクをしないと落ちつかないなど、メイクがないと自分ではなくなってしまうような状態だったのです。まともな恋愛にたどりつけない彼女は、何もかも自分の顔のせいだと思い込んでしまい、とうとう外に出ることすら出来なくなってしまいました。当然、仕事もクビになり、さすがに心配した家族や友人の説得で専門科の治療を受ける決心をしたのです。
メイク依存症になった原因
しばらくして久しぶりに会った彼女は、驚くことに、すっぴんで現れました!以前の派手なメイクとは比べものにならないくらい表情が明るくて、イキイキした若さを感じます。彼女は笑いながら言いました。
今もリハビリを続けながら、少しずつ外に出るようにしているそうです。そして、病院での治療を経て、メイク依存症になるほどの外見へのコンプレックスには、自分なりの原因があったのだと話してくれました。
大学ではじめての彼氏ができた彼女は、普通の女の子と同じように、オシャレをしたりメイクをしたりと自分磨きを楽しんでいました。しかし、ナチュラルメイク派で、派手なメイクには興味がありませんでした。何か月か過ぎて、突然彼から別れたいと言われます。「お前の顔が地味で飽きたから」という理由で。
それ以降、彼女は派手なメイクが欠かせなくなり、彼氏ができても化粧を落とさないで恋をしてきたそうです。しかし、どんなにメイク上手になっても、メイクをしないと嫌われるというトラウマは解消されず、さらに、常に彼氏がいないと自信が持てないという恋愛依存症まで併発していたそうです。最後にわたしに、化粧なんかしなくてもいいのよ!と笑った彼女は、今なら「お前の顔が地味で飽きたから」と言われた時点でカチンとくる正常な自尊心を、ちゃんと取り戻しているはずです。
ありのままの姿を愛してくれる男性
世の中にはメイク依存になりかねない女性がたくさんいます。誰かと同じでないと気がすまないのも、トレンドから外れているのではないかという恐怖を感じるのも、みんなと同じスタイルに安心するのも、ある意味メイク依存に近い症状です。素顔やあなた自身をリスペクトしてくれる男性を信じましょう。美しいあなたを褒めてくれても、着飾った姿だけを求めるのなら、あなたをアクセサリーとしか見ていません。そんな男性に苦しめられる必要はないのです。ありのままの姿を愛してくれる男性を選んで、本当の愛情を手に入れる方が幸せではないでしょうか?
メイクとの関係を見直そう
メイクをするのは悪いことでもなんでもありません。女同士で化粧ポーチを持ち寄って、メイクミーティングをするのは最高に楽しいものです。健全な付き合いを確立すれば、メイクは本来、女性の親友のような存在なのですから。
美しさは個人の価値観であり、メディアの情報だけが絶対ではありません。自分の価値を否定してしまうようなことは絶対にしないでください。なんらかの依存症になりやすい人は、考えこんでしまうところがあります。そんなときは、すべてを抱え込まずに、信頼できる友人や専門医に打ち明けましょう。
あるとき私は、自分を美しいと決めたの
ガボレイ・シディベ
まとめ
【美しい女性の定義とは?】メイク依存症の女性の話
- メイクを欠かさない女性と欠かせない女性のちがい
- メイクは頼るものではなく、親友になれる存在
- 素顔もメイクした姿も愛してくれる男性こそがパートナー
著者プロフィール
- 遅咲きの旅を終え、海外在住9年目。日系企業のOLなどを経て、現在はノマド生活を送っています。様々な土地で色々な人々と過ごしながら、お金では買えない大事なものを得る毎日です。
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