夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
20歳を過ぎたくらいから、誰もが考え始める結婚。
将来
子供の頃から教えてこられたから意味は何となくわかってはいても、実際、何のためにわざわざ血の繋がりもない異性と一緒にならなくてはいけないのか?そう疑問に思う人もいるのではないでしょうか?
結婚って一体何のためにするのでしょうか?そもそも、結婚以前に男女が恋愛をする理由って何なのでしょうか?今回はこの当たり前ですが誰もが一度は考えたことのある結婚の意味について考えてみます。
結婚って何のためにするの?考えてみたい、誰かと一生を過ごす意味
結婚今昔
一昔前なら、職場の上司や家族がどこかから自分と同じ年頃のいい感じの人を連れてきてお見合い、そして結婚という流れが多かったのかもしれません。男性にとってはそれが社会との関わり方であり、女性の中には学校を卒業したらすぐに嫁入りなんてことが当たり前な時代もありました。
今は生き方が多様化して、女性でも社会で高い地位を得ることが出来るようになりましたが、それでも結婚となると焦りを感じる女性は多いはず。男性も同じで、26、7歳くらいからボチボチ上司や友人からおめでたい話を聞かされたりお節介を焼かれることが増えてきます。
恥ずかしがり屋のブタさん
周りの既婚者達
筆者は現在まだ20代ですが、友人にはもう結婚して子供がいる人が大勢います。彼らの生活スタイルはそれこそ多種多様ですが、第三者として見る限りでは、はい、そうですね、色々な理由で羨ましい限りです。何せ、傍から見たら幸せそうだし。
愛だけでは結婚はできない、というのはある意味本当のことです。一昔前の女性は、男性の経済力を頼みにすることが多かったはず、今でも男性が外で稼いで女性は家で家事をする、という考え方は割と一般的です。だから、男性が経済的に頼りない場合は、せっかく縁があっても断られたというケースもあります(実際に友人が経験しました)。
それに、その後の生活、特に子供が出来てから親が無職、無一文では困りますし、女性なら義両親との関係も不安要素になり得ます。古典的ですが嫁と姑というのは切っても切れない因縁なのではないでしょうか?
近年結婚をしたがらない人が増える原因には、
- 日本の経済不安
- 家族関係のしがらみが面倒
- 子育ての責任を負いたくない
- 一人の自由な生活を満喫したい
このような社会の変化や個人の価値観の拡大が大きな要因を占めているのです。
最近はイクメンに代表される家事・子育てに積極的な男性を求める風潮が強まっているようにも思えますが、実際の多くの会社では簡単に育休を取ることもできず、家事はやはり奥さんに頼りっぱなしなんてこともしょっちゅうです。
勇者ひよこ
「富める時も病める時も」と言いますが、最近の離婚率の多さはこの部分をイマイチ理解できないうちに焦って結婚相手を決めてしまった結果、相手の不満点が少しでも見つかるともう一緒にいたくない!となってしまい離婚を選択する。というパターンが多いのではないでしょうか?
そうなると、一番かわいそうなのは子供です。結婚したはいいが、どこか苦労ばかりで相手との幸せを共有できていないような親を持ってしまうケースです。
結婚という選択肢
世間では、未だに結婚は勝ち、ある一定期間を過ぎた独身は負け、という考え方が残っています。本来、結婚するしないは個人の選択のはずなのに、周囲から「結婚しないと負け」「世間体がある」という圧力をかけられている人も大勢いるはずです。
それで無理やりお見合いやらコンパやらに参加することもあるかもしれませんが、これはある意味自分を不毛なラットレースに参加させているようなものです。
高校時代を思い出してみてください。クラスにいませんでしたか?無理やりクラスメートを煽って異性とくっつけさせようとする厄介な人が。これに乗ってしまったことのある人なら、ある程度結果を予想できてしまうでしょうが、散々だったでしょ?学生時代ならのちに笑い話になるかもしれませんが、大人になってからもこれでは人を馬鹿にしすぎです。
結婚というか、それ以前に人と交流するということは、必ずしも楽しいことばかりでないのは当然のこと。それなのに恋愛・結婚となると一生涯の相手だからと、自分にとって都合のいい相手を選ぼうとする場合もあるかもしれません。
理由
その人といて本当に幸せを感じるから
一番の基本はやはりこれでしょう!同性同士にはない安心感や、自分を信頼してくれているという自信、この人となら築けていけるという言葉にできない充実感を味わわせてくれる人でなければ、生涯連れ添っていくことはできません。筆者の周りのご夫婦さんも、こうした至って普通ですが一番大切な所が強いので幸せそうですよ。
経済的・精神的に協力できると感じたから
現代社会では、経済管理はとても複雑で1人ではどうにもできないという人もいるでしょう。そういう人には自分の欠点をうまくフォローしてくれる人がいてくれると、とても心強いものです。それに人間ですから誰しも苦手な場面や感情があります。そんな時に互いを支え合えるような関係であれば、その生活はきっとうまくいくはずです。
幸せな家庭を築いていけそうだから
将来、子供ができて自分達が家庭を築くときに、しっかりと仕事をしてくれるか?家事をしてくれるか?これは単なる彼氏・彼女の時には考えられないことですね。楽しければいい、美男・美女と付き合えればいいというレベルで終わらないのが「結婚」。生活という大きな要素を持った結婚では、ここを真剣に考える必要があります。
偶然タイミングがよかったから
筆者の周りの既婚者が決まっていう事です。何だよそれ!って思う人もいるでしょうが、人間同士の相性というのは、よくよく考えれば一度感じてしまうとそう簡単には変えにくいものです。
知己との間で酒を飲むと
千杯飲んでも足りない
馬が合わないやつとは
半杯でも多すぎるくらいだ
『三国志』の曹操が詠んだ詩にもこう記されています。昔から飲み二ケーションは交流の潤滑油でしたが、相手によっては酒と時間を提供することすら、もったいないと思わせてしまうのが酒の欠点だという、飲み二ケーションのプロ曹操ならではの考えです。
あなたの周りにもいませんか?それまで誰と付き合っても長続きしなかったのに、ある日突然最高のパートナーを見つけてしまい、あっという間に結婚した人が。それが相性なのです。
考えてみよう
結婚は人生を相手に委ねる行為です。今はその相手といえば夫か妻を指すべきなのでしょうが、昔は相手の実家だったり会社だったり国だったりしました。政略結婚なんて言葉があるように、本人が望まない結婚も多かったのです。
それに比べれば、したくなければしなくてもいい時代というのはある意味で幸せですね。だから、今結婚したくて焦っている人はよ~く周りを見てください。
- 相手に勧められる縁談が本当にいいものなのか?
- 自分が追い求めている縁が本当に末永く自分を幸せにするのか?
- 自分はもしかして周りに押されて追い求めているだけではないのか?
- その人を選んで本当に後悔しないのか?
そうやって考えると、「相手を幸せにする」という大事なことが見えてくるはずです。
意地はいらない
結婚はあくまで生活の中の一過程に過ぎません。世の中には独身でも幸せを手にしている人はたくさんいます。だから、そんなに目を血眼にして追い求めるようなものではないのです。
でも、誰かと寄り添って歩く人生も、きっといいものなのでしょうね。
今回はかなり抽象的な話に終始しましたが、読者の方が自分の人生を見つけられるように、結婚がそのためにいいチャンスとなるように、今日からまた歩き出してください!
他人の好みにかなう妻より、
自分の好みにかなう妻を求めよ。
ルソー
まとめ
結婚って何のためにするの?考えてみたい、誰かと一生を過ごす意味
どれが自分にとって一番の幸せか?それを決める唯一の方法は、「自分の人生のゴールを決める」ことです。そのために結婚が必要なことなのか、どのタイミングで結婚という決断をするのか、おのずと答えは見えてくるはずです。
著者プロフィール
- 1991年広島県生まれ。小学生の頃から歴史に興味を持ち、現在は中国にて中国史の研究をするために留学中。以前は日本で企業に勤めていたが、同調意識の強い体育会系な社風と生き方に疑問を持ち現在に至る。幼少期から考え方や動作に特別な傾向があると感じ心療内科を受診、ADHDと診断された。
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