夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
レアメタルの鉱床が、房総半島沖では東京都23区の1.5倍の広さにわたって広がっていることが、海洋研究開発機構などの調査でわかりました。
レアメタルは、スマートフォンや自動車などに使われる貴重な資源です。ほとんどが輸入に頼っていますが、日本の近海で見つかったということは、将来的に自給できる可能性があります。
陸上の資源は、あと20年ぐらいで枯渇すると言われていますが、海底に豊かな資源があるのはとてもうれしいニュースです。
【ジョセフ・マーフィー博士】感謝の力☆潜在意識の宝庫活用のための「ドラマ法」
八五郎:「大家さん、こんにちは」
大家さん:「おお、八五郎さんかい、おはいり」
八五郎:「なにを見てニタニタしているんですか?」
大家さん:「新聞だよ。世間のいろいろな出来事が書いてある。レアメタルがたくさん見つかったよ」
八五郎:「なんですか、そのレアメタルってのは?」
大家さん:「貴重な資源だよ。日本にはないんだ」
八五郎:「大家さん、そんなことはないよ。うちの近所にいっぱいあるよ」
大家さん:「へぇー、レアメタルが?本当かい?それは大変なことだよ」
八五郎:「となりの三公のガキがね、ガンガン、ギターをならしてメタルをつくっているよ」
大家さん:「ギターをガンガンならしているのかい?」
八五郎:「そうですよ。首からくさりをジャラジャラかけて、顔なんか鬼だか、デビルだか、すごいよ」
大家さん:「ああ、わかった。それは、ヘビーメタルだよ」
レアメタルが日本の近所で生産できれば、未来の生活はもっと便利になるかもしれません。レアメタルが海底にあることは、30年前に発見されたそうですが、これほど大量なレアメタルがあるとは予想もしていませんでした。
ジョセフ・マーフィー博士は、
マーピヨ博士
と言っています。潜在意識が宇宙とつながっているからです。まず大切なことは、宇宙の力と波長を合わせることです。
それには、心のなかにあるムダな劣等感や恐怖感、焦燥感や嫉妬など、あらゆるマイナス思考を取り去ることです。
「ありがとう」がマイナス思考を打ち消す
すべてのマイナス思考を打ち消すなんてムリ、と思うかもしれません。劣等感や後悔などは、四六時中わきあがってくるものです。

ラブリーひよこ姫
何かに対して、「申し訳ない」とか「ごめんなさい」と言ってしまうと、それだけで心の中にマイナス要因が入り込んできます。満員電車で押し合いへし合いしながら通勤していると、「すみません、降ります」の連呼をしないと電車から降りることもできませんが、それがクセになってしまうといけません。
「ありがとうございます」は、人からよいことをしてもらった状態です。心の状態を、最後は「ありがとうございます」で終わらせることです。
新入社員のときは、口うるさい上司から仕事の不手際を指摘されて、どうしても「すみません」と言わざると得ない場合もあります。叱られて「すみません」とだけ言って自分の席にもどるより、「ご指摘ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします」と言うと、上司も「こんどの新入社員は違う」と印象が変わってきます。そして失敗はメモして、2度と繰り返さないことです。叱られるのは、企業にとって困った結果を出してしまったからです。どうして困るのか追及していくと、企業のすべてが見えてきます。
新入りの営業マンが、実績の数字を間違えたとします。上司は、各営業マンの実績を統計します。間違った数字が、事業報告書にのります。マーケティング戦略部は、数字に基づいて営業計画を立てます。次の年度には、確かな利益が見込まれるでしょうか?基礎となる数字が間違っているのですから、悪い結果が出ても不思議ではありません。経理も会計も財務部も困るでしょう。経営を支援している銀行も困ります。
企業の破たんは、堤防の小さな穴のようです。ちょろちょろと水が噴き出しているうちは崩れることはありませんが、だんだんそれは大きくなります。そしてついに、堤防は決壊するのです。
会社の経営がうまくいき、社員が路頭に迷うことのないように、チェック機能としての上司の指摘であれば、それは「ありがたい」ことなのです。
あなたはドラマの主人公

へたれひよこ
そんな言いわけをする、あなた。どうしても「ありがとう」が言えないなら、人生に敗北するかもしれません。
心の抵抗があるならば、自分の「サラリーマン自伝」というドラマの主人公になってください。
あなたはこれから、「実社会」というドラマに出演する、有名タレントだと思い込むのです。
ドラマですから、いろいろな場面があってもよいのです。取引先から文句がきたり、上司に叱られたり、物語は面白くなくてはいけません。9時から5時まで、なんのトラブルもなければ、ドラマになりません。「生き生きとしたヒーロー」は、いろいろなトラブルを経験し克服し感謝されるようにならなくては、出世のストーリーもでき上がらないのです。
それには、意地の悪い上司も登場してもらわなければなりません。ブラック企業であったなら、もっと深く問題点を解析しなければなりません。それは、未来の自分のための資料であり、実績であり、起業家になるためにも必要な過程なのです。
主人公が、いろいろな場面でみじめなことや失敗があっても、傷ついてみじめになる必要なんてないのです。
「よくやった」と自分をほめてやりましょう。
生きたい現在の自分が将来の自分
「なんのために生きるのか?」という問いに対して、ほとんどの人は、「死んだら大地にもどるだけだ。定年退職後は、第2の人生を楽しむために、趣味や旅行をする」などという計画です。しかし、わたしたちを取り巻く経済環境は、それほど甘くはありません。
ジョセフ・マーフィー博士は、誰もが陥りやすいワナを指摘しています。

マーピヨ博士
それを避けるためには、ずっと同じパターンで働いたりしてはいけないのです。毎日、新しい仲間をつくり、新しい考え方の刺激を受けたり、違ったルートで帰宅したりして、新しいことを発見しなくてはなりません。そうすれば、夢と思っていたことが、いろいろなチャンスで実現してくるのです。
だれも、真新しい布切れで古い着物の継ぎをするようなことはしません。そんなことをすれば、新しい次切れは古い着物を引き裂き破れはもっとひどくなります。
マタイ9:16
またひとは新しい葡萄酒を古い革袋に入れるようなことはしません。そんなことをすれば、葡萄酒は革袋を張り裂き、葡萄酒も革袋もだめになってしまいます。新しい葡萄酒は新しい革袋に入れれば両方保ちます。
マタイ9:17
マーフィー博士は、聖書のなかで「葡萄酒」の意味するところは、わたしたちの望みに対する理解や認識、言い換えれば、私たちが成し遂げたいと思うものを意味していると言っています。
まとめ
【ジョセフ・マーフィー博士】感謝の力☆潜在意識の宝庫活用のための「ドラマ法」
毎日、新しい考え方を受け入れられるように、自分も新しく柔軟になっていなければなりません。どうしてもわたしたちは、楽な方法に慣れてしまうと、わざわざ変えるのが難しいことがあります。
駅からの帰り道、慣れた道は最短距離です。雨がふれば、急いで最短距離を走るのが当たり前です。でも、少し回り道ですが、角を曲がったところに素敵なカフェがありました。たまには、雨宿りもよいものです。コーヒーを飲みながら、雨の風景を楽しんでもよいですね。
著者プロフィール

- 外資系船会社を退職後、中国の船会社の代理店を経験しました。若いころから精神世界の本を読むのが好きです。宇宙のことや量子物理学的な話にも興味を持っています。最近は電子書籍の出版にもチャレンジしています。
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