夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
英検・漢検・簿記・秘書検定・MOSなど、世の中にはたくさん資格が溢れています。「資格を持っていたほうが就職に有利」という声がある一方で、「資格を持っていても役に立たない」という声もあります。
果たして、結局のところ資格は役に立つのか立たないのか?
迷う現代人
結局、資格は役に立つ? それとも役に立たない?
資格はやっぱり役に立つ!
まずは、「資格は役に立つ」という人の声を集めてみました。
- あるに越したことはない
- 医者や弁護士など、資格がないとつけない職業がある
- 就活には不可欠
- 自信につながる
- できる仕事が増える
資格を持っていることは、可能性や選択肢が増えるというメリットにつながります。これから就職するというときには、就活に有利に働いたり、専門職に就く足がかりになります。また、就職した後からでも、専門的な仕事を任されたり、昇進につながったりします。そして、資格を持っているだけで自信につながるという効果も見逃せませんね。
マイペースでも頑張る!
資格があっても役に立たない
資格を持っていても役に立たないという意見も多くあります。
- 資格を持っていても経験がないのであれば意味がない
- 資格のために勉強しても、元が取れない
- 資格を取ったはいいけど使わない/仕事の役に立たない
- 存在しなくてもいい資格がある
「就活に有利になる」との声がある一方で、「資格だけあっても経験がないと雇ってもらえない」という声もあります。もし、自分が選んだ仕事と資格がミスマッチを起こすと、資格を取ったまではいいけど、全然使わないということになります。
何か間違ってたみたい
人生は伏線回収!役に立つ資格を取るのではなく、あとから資格を役に立てる
資格が役に立つという意見と、役に立たないという意見を並べて見ていくと、次のような構図が見えてきます。
- 「役に立つから」と言って資格を取る。
- 結局、仕事などでミスマッチを起こして使わない。
- 資格が役に立たない。
自分自身を振り返ってみても、確かに役に立ってない資格がいっぱいあります。役に立つはずと思って自らとってみたり、家族や学校や上司に「どこへ行っても役に立つよ」と言われてとってみたりした資格なのに、全然役に立たない。せいぜい、写真付きの身分証明書ができたくらい。
でも、「役に立たないよ」と言われたにもかかわらず取った資格、なんていうのもあります。こういった資格は「好きだから取った」というタイプの資格ですね。下馬評通り役に立っていないわけですが、他の資格と違い、
持っていて嬉しい資格
すぐに役に立つものは、すぐに役に立たなくなる
元慶応大学教授の作家・ジョン・キムさんは著書『時間に支配されない人生』の中で、こう語っています。
何かを選択した時、その選択自体に正解不正解はない。
選んだあとの行動によって、
その時の選択が正しいものだったと言えるようにするのである。
人生は複線回収です!当時は何の役に立たないと思ったことが、後になってとても助けになることがあります。まるで、長編小説の伏線を回収するかのように。役に立たないと思っても、好きならば突き詰めてみてもよいのかもしれません。
「資格」と「スキル」は違う
最後に、資格に替わる「スキル」という考え方についてです。クラウドソーシングの仕事をしていると、自己PRなどで資格と同じくらい、場合によってはそれ以上に必要となってくるのがスキルです。
実務的なスキルには、
- 〇〇のソフトを使いこなせる
- 動画編集ができる
- 文章が書ける
- イラストが描ける
マニアックまたは趣味的なスキルには、
- 占いができる
- 作詞ができる
- 世界を旅した経験がある
わくわくハッチ
スキルが資格と違うのは、試験も認定もないということです。他人の認定があるわけではなく、言ったもの勝ちという面があるため、資格に比べると信頼度は低いかもしれません。しかし、これらのスキルの多くは、資格にはなかった「経験」に裏打ちされています。
「こんな仕事をしてきました」「こんな作品を作りました」という実績を表記することにより、趣味の範疇であっても、ある程度の実績があることを示すことができます。ネットビジネスが発達してきた現代では、資格よりスキルの方が活躍しやすいのかもしれません。
あなたが今現在、資格に挑戦しているのなら、資格を組み合わせるということを忘れないでください。例えば、司法書士と不動産鑑定士、簿記1級とBATIC(国際会計検定)など、組み合わせにすることで、ぐっと夢が広がるはずです。
翼を持たずに生まれてきたのなら、
翼を生やすために、
どんな障害も乗り越えなさい
ココ・シャネル
まとめ
結局、資格は役に立つ? それとも役に立たない?
- 「役に立つ」と思った資格ほど失敗しやすい
- 「役位立つ資格を取る」のではなく、あとから資格を役に立てる
- 「好きでとった資格」の方が、あとから役に立てやすい
- ネットビジネスでは資格よりもスキルの方が役立てやすい
著者プロフィール
- 2015年にピースボート地球一周の船旅に参加し、現在は仮面ライダーの記事を中心にフリーライター業。また、埼玉を中心に、道端の野仏から日本の民俗を研究している日本民俗学ファン。現在、船旅や日本民俗学などをテーマにしたブログ「僕らは旅人」を展開中。
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