夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
星くんダンス
でも、かつては絶好調ではないときもあったんです。もちろん、母親のわたしも。
【お空の星への散歩道♪16】苦しいときに「助けて」と言うこと☆発達障害児を理解して
母子通所デイに通っていたわたしたち親子は、すでに3回「卒業」したんです。なぜかというと、 1回目に母子通所デイを「卒園」し、障害児枠で保育園に入園しましたが、 その保育園で悲しい「トラブル」が起きたのです。だから保育園を辞めて、また戻ったんです。辞めるときは、第二の星くんを生み出してはいけないと、わたしは涙を ボロボロ流しながら、市役所や県庁に訴えたんです。
夢見るママニャン
特別支援保育で入園した、問題の保育園。でも、特別支援保育といいながら、支援が必要な子どもたちへ「支援」 ではなく「罰」を与えたんです。
星くんはその「罰」で、「大人はこわい」 と余計にパニックを起こしたんです。その「罰」について抗議したら、わたしが責められ、わたしも自信をなくしていったんです。 どう子育てしたらいいか、わからなくなってしまったんです。
ことのはじまりは、星くんの「異変」と「 現場の保育士と園長先生からの、星くんへの要望」でした。星くんはもともと、偏食がひどかったんです。水分も、水しか飲めず、お茶さえ飲めなかったんです。それで、集団の中での星くんは「悪い子」「ダメな子」「 変な子」と罰を受けていたんです。
星くんの様子がおかしかったので、わたしは園長先生に聞いたんです。
へたれひよこ
わたし自身も「シツケを怠けた親」と言われたんです。
「星くんの偏食がひどいのは、お母さんが離乳食をつくるのを怠けたから」
「星くんがうんちをトイレでできないのは、お母さんが星くんのおしりについたうんちを汚いと言ったから」
「星くんがしゃべれないのは、お母さんのしゃべるときの口が開いてないから」
それらを一方的に言われたわたしは、「今の星くんは、成長したところがあるんだ」と言い返したんです。そこで返ってきたのは・・・
バカ園長
わたしは、何も言えなくなったんです。実際には、もっとすごい暴言をいろいろと言われてます。
わたしは「このままではいけない」と、 行動を起こしたんです。星くんの担当の保健師さんへ、保育園の巡回指導の先生へ、そして子ども課へ訴えたんです。
でも、その時のわたしは、涙が溢れて、言葉では伝えるこ とができなかったので「紙」に書いたんです。それを読んでもらったんです。「紙」の最後には、「特別支援保育には《支援》が必要です、一方的な《教育》ではありません」って書いたんです。
そして、星くんは退園手続きをして、 母子通所デイに戻りました。戻ったあとも星くんは「大人がこわい」 と、馴染むことができませんでした。フラッシュバックを起こしたんです。星くんのトラウマの克服の過程は、わたし自身の心のリハビリにもなりまし た。
今回、知ってほしいのは「特別支援保育」といっても、その「支援」内容や方法は、各保育園の園長によって、かなり異なるということで す。あなたもおかしいと思ったら、行政の窓口や保健師さんに相談することです。絶対ににやってはいけないのは、一人で悩むことです。
あの時は、苦しかったです。でも、我が子を信じ、自分を信じ、信じ続けながら声をあげる勇気を学びました。
名誉を失っても、もともとなかったと思えば生きていける。
財産を失ってもまたつくればよい。
しかし勇気を失ったら、生きている値打ちがない。
ゲーテ
まとめ
【お空の星への散歩道♪16】苦しいときに「助けて」と言うこと☆発達障害児を理解して
- 発達障害児の無理解の悲劇・第二の星くんをださないように、声をあげよう。
- あなたも一人で悩まないで、 自分が何について落ち込んでるのか、文字でまとめること。
著者プロフィール
- 自閉症、多動症、精神遅延の、「星くん」のママ。てぃーだブログを執筆中。生まれも育ちも沖縄です♪
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