なぞだらけのひよこ
浮沈船とまで言われたタイタニック号は、なぜ沈没したのでしょうか?
多くの謎があります。タイタニック号が沈没したのは、1912年の4月でした。1,500人以上の犠牲者を出し、当時最大の海難事故となりました。設計上は、68隻の救命ボートが置けるように設計されていましたが、船会社の要望で、16隻に減らされました。乗客が海を見ることができるように、遊歩デッキを広くとりたいという理由で減らされたのです。設計者のアレクサンダー・カーライルもタイタニックに乗船していましたが、救命ボートに乗り切れない乗客を見て、どんな気持ちだったことでしょう。