自閉症の病状そのものは、古くから存在していたのですが、それがきちんと認識されたのは、1943年、アメリカの児童精神科医レオ・カナーが、早期幼児自閉症として報告したのが最初です。「聡明な容貌・常同行動・高い記憶力・機械操作の愛好」などの特異な症状をもつ子どもを、「自閉」と名づけることになり、これが医学上の自閉症の歴史のはじまりです。
【革命の精神】戦う作法
2016年の夏に、選挙権取得年齢が18歳に引き下げられてから、国会議員のセンセイ方の様々な目論見通りに事が運んだかどうかはともかく、僕のようなヒネクレ者は、どうにもこの事態を肚の底に落ち着かせることが難しい。若者を国政に参加させる前に、やっておくべきことがあるだろう、と思ってしまうのだ。
そもそも20歳からの選挙権、ということ自体、僕には早すぎると感じていた。今の日本で、自分が汗水流して稼いだ金から税金を納めているという確かな実感をもてるのは、25歳くらいからではなかろうか?行政の運営に己の労働を介して参加している、という実感をもてない人間に選挙権を付与する根拠と意味が、僕にはどうしても分からない。