「なりたい自分になる」
こんな耳ざわりのいい言葉って、ほかにあるでしょうか?誰もがかつて、一度は思いを巡らせた言葉。ある時は真剣に考え、そして裏切られたこの言葉に、今一度、気持ちを泳がせてください。でも、しばらくすると、「オッと、とんでもない!」と、現実に引き戻してくれる人が現れます。
「いつからお前は、
そんな夢想家になったんだ?
自分の能力、
これまでの経験、
持って生まれた性格について、
よく考えてごらん・・・」
その人は、誰でしょうか?
友だち?
両親?
学校の先生?
うーん、ありがちですね。
それもあるかもしれませんが、意外や意外、最後までしつこく「よく考えてごらん!」とブレーキをかけてくる一番強力な存在は、いつも頑固で聞き分けのない、「自分」だったのです。