地球の北極圏と南極圏を、毎年のように行き来する渡り鳥がいます。最も長い距離を飛ぶ鳥「キョクアジサシ」です。北極から南極までの円周上の距離は、2万キロ。往復で4万キロ。最新の追跡調査では、キョクアジサシは直線的には移動せず、ジグザグに蛇行しながら渡ることから、実際の飛行距離はなんと、その倍の往復8万キロにもなることが判明しました。1年に8万キロということは、生涯30年で240万キロ。地球と月の間を、3往復もする距離です。
ほんわかニャンコさんのつぶやき
なぜ、キョクアジサシは、北極と南極を目指すの?
マイペースなカメさんのつぶやき
なぜ、気の遠くなるような、決死の渡りをするの?
ころころコアラさんのつぶやき
なぜ、ジグザグに蛇行するの?
よほどの特別なワケがあるのでしょうね。今回は、キョクアジサシの謎の生態に迫ります。