おじさんはもちろん、おじさんみたいなおばさん、おばさんみたいなおじさん、ふつうのアラサー、アラフォー女性にも多い、隠れメタボ。
- 最近、痩せにくい
- 毎年、微妙に体重が増えている
- お腹とか、ふっくらしてきたかな・・・
というあなたは、要注意。
「メタボ」とは、メタボリック症候群(Metabolic Syndrome / Metabolic:新陳代謝 Syndrome:症候群)のこと。日本語では、内臓脂肪症候群といいます。メタボリック症候群は、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)の人が、高血糖、高血圧、脂質異常症のうち、2つ以上を合併した状態。通常、お腹がポッコリとした、内臓脂肪型肥満の人が発症します。
しかし、肥満症ではなくても、メタボと同様な症状を持った人がいるのです。これを、「隠れメタボ」と呼んでいます。隠れメタボとは、体型はふつうだけれど、高血糖・高血圧・脂質異常のうち、2つ以上の症状を持ち合わせている人のことです。隠れメタボの推計者数は914万人で、なんと、メタボ推計者数971万人と、ほぼ同数なのです。隠れメタボは肥満ではないので、油断して放置して、いつの間にか大変なことになっているのです。「うつ」も「メタボ」も、「隠れ」がコワイんですね。
前回は、過激なダイエットの危険を訴えたばかりですが、逆に、「ダイエットなんて必要ないよ」という人の方が、ダイエットが必要だったのです。ただし、「適度な」ダイエットですよ!今回は、 隠れメタボの危険と対策をお伝えします。