夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
ボルトが驚嘆した・・・
日本は、チームメイトが信頼しあっていた。
チームワークの勝利だ!
日本は、リオ五輪の男子400mリレーで、米国に勝って銀メダルを獲得しました。陸上競技のスーパースター、ウサイン・ボルトが日本を賞賛し、「チームワーク」の重要性を世界中が見直した日になりました。
リオ五輪のほかにも、「サッカーなでしこジャパン」「ラグビー日本代表」など、日本の活躍のヒミツは「チームワーク」なのです。日本の優れたチームワークの背景には、協調性を重んじる国民性があります。
私生活でもビジネスでも重要な、「チームワーク」を考えます。
【∞の力】チームワークの時代☆3つの「ション」
【チームワーク】 = 【個人】 ✕ 【個人】
= 【無限の相乗効果】
チームワーク(Teamwork)の定義は・・・
- チームの成員が協力して行動するための、チーム内の団結や連係。
また、そのような協力態勢。(デジタル大辞泉) - 集団に属しているメンバーが、同じ目標を達成するために行う作業、協力、意識、行動など。(Wikipedia)
まとめると・・・
「チームワーク」とは、
目標を共有した集団のメンバーが、個人の役割を果すことで、
チームとして無限大の相乗効果が得られるように
一致団結していく協同体制。
チームワークには、個人の総和を超越した、無限の力が秘められているのです。
無限大∞の真実
リオ五輪の男子400mリレー決勝を、振り返ってみましょう。
2位の日本選手4人の100m最高記録は・・・
山県:10.05、飯塚:10.22、桐生:10.01、飛鳥:10.10
個人平均:10.10 総計:40.38
⇒記録:37.60(4選手の保持記録総計差:-2.78)
3位(失格)のアメリカ選手4人最高記録は・・・
ロジャース:9.85、ガトリン:9.74、ゲイ:9.69、ブロメル:9.84
個人平均: 9.78 総計:39.12
⇒記録:37.62(4選手の保持記録総計差:-1.50)
1位のジャマイカ選手4人最高記録は・・・
パウエル:9.72、ブレーク:9.69、アシュミード:9.90、ボルト:9.58
個人平均: 9.72 総計:38.89
⇒記録:37.27(4選手の保持記録総計差:-1.62)
世界が驚嘆した、チームワーク力の真実
- ジャマイカとアメリカの選手全員が9秒台の記録保持なのに、日本選手は全員10秒台。
- 4選手の保持記録総計で、アメリカ(39.12)よりも1.26秒(40.38)も劣る日本が、アメリカに競り勝った。
- 1位のジャマイカ(37.27)との差は、0.33秒(37.60)しかなかった。
第4走者のボルトがバトンをもらった直後は、一瞬だけ飛鳥が一歩前を走って、ボルトを驚かせた。 - 日本は4選手の保持記録総計40.38秒から、2.78秒も短縮している(アメリカ1.50、ジャマイカ1.62)。
これが、チームワークの威力です。
あの、世界のスーパースターが日本を絶賛したのも、頷けます。
ボルトから見れば、並みの選手4人で、世界2位の座をもぎとったのです。
チームワーク力を最大限まで増大させた「3つの要因」
- 高い目標の共有(シンクロナイゼーション:同期)
- バトンタッチの練習(コラボレーション:共同作業)
- 個人の能力を最大限に活かした、走る順番(コンビネーション:組み合わせ)
ベストチーム・オブ・ザ・イヤー
「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー」は、その年に最もチームワークを発揮して、顕著な実績を残したチームを表彰します。
毎年「11月26日(いいチーム)」に、表彰式が行われます。
2015年の受賞チームは、
- サッカー「なでしこジャパン」
- ラグビー「日本代表チーム」
- JR東日本、JR西日本他「北陸新幹線金沢開業チーム」
- ソフトバンク「Pepperプロジェクトチーム」
- FOVE「開発チーム」
2016年の受賞チームには、「陸上男子400mリレーチーム」が選ばれるはずです。
この「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー」実行委員会では、
チームワークとは、
目標を達成するために、
メンバーで役割を分担して協働すること
と定めています。
チームワークの発揮に必要な「5つのポイント」
- 明確な目標(ゴールは何か?)
- 役割分担(メンバーはそれぞれ、何をするのか?)
- 自律(一人ひとりが、積極的に参加しているか?)
- 情報共有(全員が、同じ情報を共有できているか?)
- 実行力(議論して、結論を一つにまとめられるか?)
チ―ムワークの「4つの効果」
- 効果
- 効率
- 満足
- 学習
「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー」実行委員会では、これらを重要視しています。
スポーツ界において、2015年「サッカーのなでしこジャパン」「ラグビーの日本代表チーム」、2016年「陸上男子400mリレーチーム」の驚異の「チームワーク力」が注目され、 2020年「東京オリンピック」に向けて、「チームワーク」がより強化されていく流れです。世界に比べて、体格で明らかに「劣る」日本が、精神的・科学的な「チームワーク」の威力で、格上チームに競り勝っているのです。
ビジネス界も、チームワークの重要性を、リオ五輪で再認識したのです。 「チームワーク力」強化の気運は、日本列島のいたる分野で、ますます高まっていくでしょう。
まとめ
【∞の力】チームワークの時代☆3つの「ション」
- チームワーク力は、個人の総和を超越する。
- 【チームワーク】 = 【個人】 ✕ 【個人】 = 【無限の相乗効果】
「チームワーク力」のキーワードは・・・
- シンクロナイゼーション(Synchronization:同期)
- コラボレーション(Collaboration:共同作業)
- コンビネーション(Combination:組み合わせ)
著者プロフィール
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定年退職して無職浪人生活を送る大阪在住の男性です。
未来がどんどん少なくなって過去だけが蓄積されていきます。
有り余る時間を活用して、元気になれる!勇気がもらえる!ような
記事が書けるよう日々奮闘しています。
「未来呼人(みらいよびと)」は、わたしが未来を呼べる人ではなく、
夢ある未来を呼びたいなぁ!という願望を込めて命名したもの。
世の中の多くの人々から元気と勇気をもらいながら、わたしも
元気と勇気を発信して共有していきたいと願っております。