夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
重度心身障害者が役割が持てるような社会ってどんな社会でしょうか?
重度心身障害者が生きるためには人の支えが欠かせないけれど、動物だと生きるための能力が高い方がいいとされる優生思想が当てはまると思います。
人も戦時中や狩猟時代だと生きるために優生思想を考える人が多く、(優生)優れた者を残して優れていない者は排除する。
これが優生思想で動物の本能で、人も生きるか死ぬかのときは本能が出るのはしょうがなくて、この考え方だと成人の男性以外の生産性が低い者は排除される社会で、女性、子供、病人、老人、障害者は排除されるという戦時中はこんな社会だと習いましたが、これが人の社会と言えるでしょうか?
人は動物と違って感情があるし支え合う事が出来るので、排除より配慮するのが人の社会で、戦後から女性や子供や一部の障害者は排除から配慮へと社会の一員として受け入れられましたが、多くの障害者は学校は養護学校で大人になると病院や入所施設へと、別社会に排除されてきて障害の有無に関わらず同じ人間として生きたり暮らしたりする権利は平等にあるはずなのに、日本では1996年までらい予防法や優生保護法という法律があり、ハンセン病は特効薬も出来、感染力も弱いと証明されたにも関わらず患者は強制入所をさせられたり、ハンセン病に加えて特定の障害ですが犬猫のように子供を生めなくされたり排除されてきたけれど、ようやくどんな障害でも排除ではなく配慮して受け入れる社会へと徐々に変わってきた気がします。
重度心身障害者も2006年度から重度訪問介護制度ができ、施設や病院の中だけの世界ではなく社会への参加が可能になり、私は重度心身障害者と関わる事が多くこの人たちを見て優生思想を考えられる人はいるだろうか?
私は無理ですが初めに書いた優生思想が強い社会は動物的で貧しい社会で、人の豊かな社会は優生思想を弱める必要があり、その役割が重度心身障害者があると感じます。
私も障害者ですが今の社会では迷惑をかける事より、色んな人と出会う事の方が自分の存在価値がある社会へと変わってきた気がします。
まとめ
まとめ
人は動物と違って支え合う事が出来る
優生思想を弱める役割が重度心身障害者がある
排除より配慮するのが人の社会
著者プロフィール
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