日本のインクルーシブ教育は世界と比べてどうなのか?遅れてるか進んでいるか?イタリアのフルインクルージョン政策を紹介します。
障害者権利条約では批准した国に教育でのインクルージョンを求めており、イタリアではフルインクルージョン政策がとられていてインクルージョンとは、障害のある人を「排除しない」という意味で社会や学校から排除されてきた障害のある人がこれ以上排除されないために法制度として実施して、フルなのですべての障害のある人を受け入れて特別支援学校も存在しますが、健常者も特別支援学校で受け入れていて障害者と健常者との間に垣根のようなものは出来にくくなっています。
一方日本では私が学校に行き始めたころは障害者の義務教育が始まり、当時の養護学校に通いましたが障害者は一般学校へは通えなくて、障害者は障害者の学校・障害者は障害者の社会と言う障害者を一般社会とは切り離す考え方で、ここから40年続き今ようやく障害者でも一般学校に通え、共生社会の時代が来ました。
でも、同じ学校に通う事が目的になって授業は分けられる事が多く、これで信頼できる友達ができるか?まだ養護学校の方が人間関係が豊かな気がします。
それに今のインクルーシブ教育の現状は障害が重度になるとまだまだ一般学校へは通えないし、昔は発達障害はわかりにくく(少し変わった子)こう思われるぐらいで普通に同じように勉強していて、最近は医学の進歩により色んな障害がわかってきて、昔は健常者として同じクラスで学べたのに、今は障害者になり別クラスで学ぶ事が多くそれでも同じ学校に通うからインクルーシブ教育になりますが、昔の方が多様性があった気がします。
日本ではインクルージョンというより40年以上続いてきた障害者は障害者の学校・障害者は障害者の社会と言う障害者を一般社会とは切り離す考え方が根深くて、だから障害者権利条約を批准するまで7年もかかったこともあり、排除される人が多いインクルーシブ教育で、一般社会とは切り離す考え方を無くしていきたいですね。
まとめ
まとめ
インクルージョンとは障害のある人を排除しない
イタリアではフルインクルージョン政策
日本では障害者を一般社会とは切り離す考え方が根深い