夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
へたれひよこ
このような悩みを抱えた人は、実はたくさんいます。何にしんどいのか、どこが生きづらさの原因なのかがわからない。特に人間関係に生きづらさを感じることが多いかもしれません。
生きづらさの感じ方は、人それぞれです。今回は、傷つきやすい人と傷つきにくい人の思考の違いと、解決策についてお伝えします。
「なんとなく生きづらい」傷つく人と傷つきにくい人
人から言われた言葉に傷つきやすい人と傷つきにくい人
まったく同じことを言われていても、傷つく人と傷つきにくい人がいます。
傷つく人
傷つきにくい人
この違いは、言葉を覚えはじめた頃の環境、つまり、子どもの頃どのようにして言葉を覚えてきたのかに関わってきます。
傷つきにくい人の特徴
当然ですが、傷つかない人なんていません。傷つかない人は、傷つきにくい思考をする人なのです。まずは、その思考について説明します。
同じことを言われても傷つきにくいのは、実は本人が何を言われたか、何を言ったかを忘れてしまっていることにあります。つまり、そこまで深くは考えていないということです。おいおい!と突っ込まれそうですが、仕方ありません。事実です。
また、気持ちの切り替えが早いことも特徴です。誰かに言われた言葉の内容によって、反省すべきなのか、間違っていないと主張するべきなのか、自分のすべきことを判断します。
普段からこのような思考回路をしていれば、たしかに必要以上に傷つくことはありません。
傷つきやすい人の特徴その1
傷つきにくい人が、言ったことも言われたこともアッサリ忘れてしまうのに対し、傷つきやすい人は、一言一言を本人が根に持っていることがあります。
どうして根に持って覚えているのかというと、まず自分の意見を話すことに慎重であるからです。慎重に言葉を選んでいるがゆえに、自分の言ったことはしっかりと覚えています。
よく「言った!言ってない!」という言い争いになることがありますね。ケンカの最中は、誰もが感情的になり、とっさに言葉を発していることが多いはずです。
泣きむしヒヨコ
しかし、傷つきやすい人は、常に慎重に言葉を選んでいるため、「言った、言ってない」のケンカは起こりえません。それほど、言葉を発することにも受け取ることにも慎重で、言葉の意味を考えながら生活しています。
傷つきやすい人の特徴その2
傷つきやすい人には、相手の言葉を必要以上に重く受け止め、過剰に反応するという特徴もあります。
たとえば、軽い感じで「この漢字はどう読む?」「駅まで送って行って」と言われたとしましょう。わからなければ「わからない」、送って行きたくなければ「いや」と答えれば済むことです。
しかし、傷つきやすい人はこの「わからない」「いや」が言えずに苦しんでいます。どうして言えないのか?それは、自分が答えたときの相手の反応に怯えているからです。
記憶
そして結局、相手の言葉の本当の意味や真意を考えたり、その言葉に裏がないかなど、相手の表情、声のトーン、しぐさなどから読み取ろうとしてしまいます。
さらに、相手の言動に一貫性があるかを確かめるためにも、一言一句逃さずに覚えています。その結果、言葉を深く捉えすぎ、傷ついたり疲れてしまったりしているのです。
傷つきにくい人になるために
傷つきやすい人は、自分に自信がないことが多いです。意見や考えを主張して批判されることを、極端におそれています。まずは自己肯定感を高め、自信をつけていくことからはじめてみましょう。
意見を持つことは素敵なことです。「こんなことを言ったら嫌われるかも」と押し殺すのは、自分を犠牲にしているということです。自分の意見を大切にすることは、自分を大切にする第一歩です。
夢見るニャンコ
言葉の裏や真意を探ろうとすれば、会話の内容よりも相手の表情、声のトーン、しぐさを探るのに一杯一杯になりますから、疲れてしまうのも無理はないです。他人を今よりも少しだけ信じてみる。こんなことからはじめてみてください。
今回は、他人に言われたことで傷つきやすい人と傷つきにくい人についてお伝えしました。傷つきやすい人は、自分に自信がなく、相手に何か魂胆があるのか?などと疑ってしまうクセがあるかもしれません。人と接することなしで生きていくのは、ほぼ無理です。人と接するたびに、本心を読もうと全神経を集中させていては疲れてしまいます。
未来は、
美しい夢を信じる人のためにあります。
エレノア・ルーズベルト
まとめ
「なんとなく生きづらい」傷つく人と傷つきにくい人
- 傷つきにくい人は、その都度処理するので引きずらない
- 傷つきやすい人は、まずリラックスすること
- 自己肯定感を高めて、他人を疑わないこと
著者プロフィール
- 元看護師。思い立ったら即行動の破天荒な性格。スナックやバー、イベントコンパニオンをはじめ様々なバイト経験をもつ。また、趣味のスノボのためにカナダでワーホリを経験。毒親からの解放、アダルトチルドレンの克服など、自身の経験や知識をもとに心理カウンセラーとして独立。自分を変えたい、人生をよくしたいと願う人のためにライターとしても活動している。
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