夢を叶える145☆セルフイメージの変容と引き寄せ
心が苦しくて、周りに分かってほしくて、感情がうまく処理できなくて、自分自身を傷つけてしまう。人に否定される前に、自分で自分を否定してしまう。自分を責めてしまう。傷が増えるたびに後悔して、でも、やめられない。
精神的・肉体的に自分を傷つける行為を、どうしてもやめられない、あなた。
今回は、自虐・自傷行為と向き合うお話しです。
【自傷癖・自虐癖】自分と優しく向き合うこと☆リストカットをしてしまうあなたへ
自傷行為と「人の目」
自傷行為も自虐も、自分自身を痛めつけることです。自傷は肉体的に、自虐は内面的に傷つけてしまうのです。
へたれひよこ
と自分で自分を否定し、自分を蔑む思考をしてしまうのです。手を噛んだり、髪をむしったり、リストカットをしたりなど、肉体的に痛めつけてしまいます。
- 肉体的な自傷行為は、つい誰かしら、人に見られてしまいます。
- 精神的な自虐も、ポツリ呟けば聞こえてしまいますし、普段の行動から分かってしまうことも多いでしょう。
それを見て、「構ってほしいのか?」「可哀想と思われたいのか?」なんて言う、心ない人もいます。
私は今でもストレスに弱く、何かあれば、すぐに自分のせいだと責めてしまいます。皮膚をかきむしったり、噛みついたり。そのアトも、なかなか消えません。深層心理的には、自傷行為によって、だれかに私はこんなに辛いんだと分かってほしくてしてしまうのに、投げかけられる言葉は決まって「自分を大事にしなきゃダメ」です。できるならしてるよ!なんて叫びたくなる日もありました。
自分はダメだと落ち込み、やることなすこと、うまくいかなくなり、さらに落ち込み、理解してもらえず、気持ちがグチャグチャになって、こんなにダメなのは自分のせいだ!自分なんてキラいだ!消えてしまえ!とドンドン落ちていく。相談したくてもドン引きされてしまう、ネットですら構ってちゃんか?なんてバカにされてしまう。
そうして私は、「人の目」が怖くなっていきました。
どうしたらいいの?
それがプラスに変化したキッカケは、家族旅行でした。私の彼氏のKくんも、同行していたのです。
旅行中、ちょっとした母の不機嫌で、私は自虐的な思考になっていました。そして最終日、ついに限界になり、とうとう私は人前で、自分の手を噛んでしまったのです。母は「みっともないから止めろ!」と更に不機嫌になっただけでした。でも、Kくんは本気で怒ってくれて、本気で泣いて止めてくれました。
泣きむし彼氏
自分のために誰かが泣いてくれたなんて、はじめての経験でした。Kくんに泣きながら本気で怒られて、私は嬉しさ半分、後悔半分でした。帰りの新幹線では、二人でワンワンと泣いていました。
今でも、自分のことはキラいです。でも、Kくんのために、自傷はやめようと決心したのです。
私が見つけたのは、理解してくれる人でした。
私が自身を否定する分、肯定してくれる、だれか。
私は、自傷行為自体を否定されるだけで、辛かったのです。否定よりまずは、私の心の痛みに目を向けてもらえるまで、自傷行為をやめられませんでした。「言いにくいことを、勇気を出して言ったのに、分かってもらえなかった」と、心の闇は、ますます深くなったのです。その時、一言でも「辛かったね、大丈夫」と言ってくれたなら。
あなたにも、理解してくれる人が必要です。
理解力の足りないひよこ
もし、あなたの周りに理解してくれる人がいなくて、相談できず困っていたら、よければ私にお話を聞かせてください。
自傷行為のケア
今でも私自身、自分を噛むことを完全には止められていないので、傷跡が手の甲にたくさんあり、傷跡ケアをしています。それでもなかなか消えず、傷跡を薄くするクリームやオイルを探しては試しています。
それ以上に消えないのは、心の傷です。自分を大切にできないから、治らないどころか、新しい傷が増えていくのです。ドロ沼です。心こそ、もっとも大切で難しい、だからこそ一番にケアしたいところです。
ラブリーひよこ姫
これができていないから、好きな人のために、表面的には自傷行為をやめようとしていても、心ではいつも自分を傷つけていて、限界がくると爆発してしまうのです。
そう心がけています。それでも自分では、自分のよいところも得意なものも思いつかなくて、唯一、絵を描くことが好きだったので、ひたすらに絵を描き続けました。それからアイコンなど絵を描いてほししいと頼まれ、私の絵を好きだと褒められて、絵で癒されたと喜んでもらえるうちに、自分のイラストに自信を持ち、自分を好きになれました。
たとえば、劣等感や優越感。何か作ったり、するときには、上手い下手を考えないようにした方がいいのです。だって、心が苦しくなってしまうから。大事なのは、その時の自分が、楽しいと思えること。その瞬間の自分を好きになること。だから、
「好き ≠ 上手い」
あなたは、人の言葉に負けないこと、振り回されないことです。批評なんて、気にしなくてもいいんです。否定の言葉より、自分を認めてくれる言葉を、認めてくれる人の言葉を聞いてください。それはドンドンあなたの自信へと変わっていきます!
でもしてはいけないことを教えてくれる言葉は、見逃さないで。それは否定でなく、あなたへの心配だから。
自尊心は多くの美徳の源泉である。
シャンフォール
まとめ
【自傷癖・自虐癖】自分と優しく向き合うこと☆リストカットをしてしまうあなたへ
あなたが辛いとき、一人で悩む必要なんてありません。頼れる人に頼って、たまには甘えてもいいんです。人間だから。ただ、依存にはならないように注意して。
自信にあふれる人は、キラキラ眩しいくらいに輝いてて、憧れます。あなたも私も、いつかキラキラと輝いて生きていけるようにきっとなります。いいえ、絶対!
著者プロフィール
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1994年11月16日生まれのAB型、新潟でイラストレーターとして活動中。
ゆるりとした変人ですが、ポジティブに変わろうともがいてます。
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